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3.11
地震の日から、みんな、意識が変わり始めた。 気づいていても、気づいていなくても。 私は今、高知四万十にいます。 地震が起こってから、ざわざわした心を抱えて 考えもせず、ここに来てしまいました。 四万十川の広大な流れや、山の緑、 満天の星空、エメラルドグリーンに輝く海を見ていると 被災地や東京が果てもなく遠い国のようにさえ思えて、 でも、こちらのスーパーでも売り切れている水とか 義援金を集める若者の姿が、同じ国で起こっていることなのだと 思い起こさせてもくれるのです。 これからどうやって生きてゆくのがいいのだろうか。 PCやTwitterなんかで、原発のこと被災地のこと たくさんの情報があるけれど、私には今何ができてこれからどうしてゆくのがよいのか、 そんなことをずっとずっと考えている。 考えてばかりで まだここにいるのは、腰の療養のため。 私は無力なのです。今。 通常に生活はできるけど、重いものは持てないし無理をしたら 動けなくなるのはわかっていて。 やりたいことはたくさんあるし、歯がゆいけれど 少し辛抱して、療養するつもり。 私は原発は反対です。 放射能のこと、プルトニウムのこと、不安で恐くて仕方ない。 けれど、もう、起こってしまったからには後戻りできない。 だからこそ、今、自分たちの生活を見直す時なんだと思うのです。 自分たちの生活を見直し、これからのエネルギーについて考えてゆくときなんだと思うのです。 そして、みんなそれに気づいていると思うのです。 意識のあるなし、に関わりなく。 たくさんの人々の命が亡くなった震災、津波。 避難されている多くの被災者。 原発事故で、避難を余儀なくされている人々。 心よりご冥福を、お悔やみを、お見舞いを申し上げます。 皆さんの復興を、心身の安らぎをお祈りします。 だけど、これは忘れ去られてしまうような出来事ではないのです。 被災地の復興には時間がかかるだろうし、 原発事故はすぐには収まらないでしょう。 これからずっと、私達はこれと向き合ってゆかなければならない。 だから私は、これからの日本のために生きます。 私のためにあなたのために人々のために生きます。 何世代も後の人たちがこの土地にいられるように。 出来る限りのことをしてゆかなければならないのだろうと思うのです。 ごめんなさい。 こんなに地球を汚してごめんなさい。 そんな思いが沸き上がります。 あの日、は戻ることはないけれど これから新しい未来を作ることはできる。 きっとこれからが本番。 そんなふうに思うのです。 ありがとう。
by minacha-yam
| 2011-03-31 20:44
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