先日のスーパーあずさに乗って松本に向かう車内。なぜかとても助川太郎君のギターが聴きたくなって彼の代表作
This is Guitaristを聴きながら、赤や黄色にうっすらと色づく山々、樹々、空の青さ、自然の色をぼんやりと眺めてたらなぜか、地方に移り住んだ友人達のことを思い出した。311以降、多くの友人が生活の場を地方に移してさまざまな暮らしをしていて。連絡を取る人はほとんどいないけどSNSで近況を垣間見たりしていると、彼等がそれぞれ自分の選んだ場所でそれぞれの生き方をしていて、それがとても(変な言い方かもだけど)清々しくて。私がココを選んでココにいて、何があっても幸せを感じられているように、きっと皆も幸せなんだろうなと勝手に想像して私まで豊かな気分になってしまった。
その日の夜は長野県北部が震源の地震があり、松本もかなり揺れました。自然は人の都合は考えてはくれないからいつ何時災害に合うかはわからない。どこにいても何をしていても、後悔しない生き方をしていたいなと強く思いました。そうするにはやはり、自ら決めること、自分で選択することだなぁとそんなことも思い。
そして、やはり東京から長野に移り住んだ友人が松本公演に来てくれて。もう5年振りくらいだけれどもこうして繋がっていられるご縁に感謝だし、大切にしていきたいなと、とても嬉しく思ったのでした。連絡はとっていなくても皆、どこかでお互いを想えることが繋がっているってことなのでしょうかね。私が車内で遠くの友達を思い出したのもそういうことかな。得ることの多い松本の旅でした。
朝の松本、深志神社