少し前から読書熱が高まっていて、でもどの本を読もうか迷っていた。私はまったく本を読まないわけではないけど読書家というわけでもなく、たまにこうして文字とか言葉をすごく欲する時があった時に本を読む。だいたい図書館に行く、とか誰かがお勧すめしていたもの、とかどこかに書き留めておいたいつか読んでみたい本、とかから選ぶんだけど、そのときの気合わないと選ぶすべがわからずにとても迷ってしまう。私の中にある本のバリエーションは極端に少ない。
今回の読書熱も読みたい本が見当たらずどうしようかと困っていたところに妙案がうかぶ。というのはその日、近所の友人の家に行く予定があったのだが、彼女は読書家(本人は違うと言ってる)で彼女の家には本が山積みになっていることを思い出して、そうだ私のために本を選んでもらって貸してもらおう!と思いついた。家に行ってさっそくその旨を話すと、ふむふむ、と考えて「みなちゃんにはこれだな」と2冊の本を貸してくれた。貸してくれたのは、長田弘の詩集と武田百合子のエッセイ。帰って本を開くととても読みやすくておもしろくて、友人に本を貸してもらう、という案もとてもいいのじゃないかと思えた。そこから何日か経ったあとにもとある友人に会う機会があったのでそれを伝えたら、私のための3冊を用意して待ち合わせ場所に来てくれた。これは本当にいいかもしれない。最近は人にあんまり会わないのだけれど、読書好きの友人には積極的になるかもしれない。笑。あと、おすすめを教えてもらうのもいいかもしれない、今後の参考に。ということで、まずは借りた本を読もう。