3月後半、長野県飯山市でまさかの(笑)チケット完売、満員御礼の公演を終えて、春を感じながらもまだ芽吹く一歩手前の長野市を散策、満喫して帰ってきたら、東京はもう天国みたいに桜が咲いていた。去年は寒くて桜もまばらに咲いていたけど、今年は一斉に花を開いたようだ。日本はどこでも桜が咲くだろうけど、桜のアーチの学校や通り、いくつもある公園内にもたくさんの桜、ちょっと自転車を走らせたらどこもかしこも桜だらけで狂喜乱舞してしまった。うちの近所はどこも桜スポットで、なんて良いところに生まれたのだろうと神様に感謝した。
とりわけお気に入りの、花見はその場所で、という暗黙の了解くらいの場所があって、友人たちとはいつもそこで花見をする。今年は急遽企画したのと、もっともっと突然の企画で、2日連続同じ場所で花見をすることになった。2日間、だいたい同じくらいの時間に同じ場所に立ってみて、同じようだけれどまるで違う景色にとても感動した。光の加減や、風の強弱、方向、聞こえる音、そして、一緒に見ている人が違うことでもその場の雰囲気は変わる。両日とも本当に美しくて濃厚な時間で、もちろん天国に行ったことはないけれど、天国にいるみたいだった。この桜の天国にいると、感謝の気持ちばかりが浮かんでくる。春ってそういう季節なんだ。
そしてあっという間に4月。私はちょっとゆっくり、歩をゆるめて、残りの春を満喫します。