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前にも書いたことがあるかもしれないけれど、私はオトと音楽の狭間でモンモンとしている。ストリングラフィでアンサンブルをしたりメロディを弾くことは音楽だろうけど、StringraphyLaboで出す効果音のようなオトというのは音楽とはいえないのではないか、私はどこに行き着きたいのだろうかと。家で簡単にできる楽器だったり持ち運びができたり、そうでなくてもその楽器がどこにでもある(ピアノとか)ものだったら、そんな事考えないのかもしれないけど、ストリングラフィはやっぱり特殊だ。
そんな中で、即興カフェ、という音楽家のササマユウコさんとのプロジェクトはその狭間のオト音楽の世界を表現するような場で、私やStringraphyLaboに対する理解がとても深い場所となっている。 その理解ありきの即興カフェの先日のイベント(言葉のない対話)での即興は、心がぎゅうううっと掴まれて、どうしようもないワシャワシャした気持ちになった。オトが音楽が、私の中の何かを超えてしまったのだ。 即興の最中、聾者の舞踏家/雫境さんがストリングラフィを弾いている私の手を掴み、彼の操り人形のように私の手で彼のオトを弾きはじめた時に、私は多分、境界線を超えたのだろう。私のオトと聴こえないはずの人のオトが私の手を通して、一体化した。 それは「オトや音楽は聴こえるから成り立っている」という当たり前の事実を体感して、そこから見えてきた私の知らないオトと音楽の世界があるということ、私が囚われていた現実は、私の見える世界であって、そこを超えたら、聴こえない、見えない、新しいオトと音楽の世界が広がっているのだ、、、、という、、とにかく、現実を通り越した先のオトと音楽というものを体感してしまったということ。
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by minacha-yam
| 2018-08-28 21:18
| ブログ
明日8月17日(金)は、『即興カフェvol.6』真夏の夜に/言葉のない対話
下北沢HalfMoonHallで19時開演!!!当日3000円です。 先日、夢の本が完成しました。私が見ている夢を、2011年から書き留めたものから抜粋した本。(欲しい方はこちらから詳細ご覧ください。)夢の本についてはまた後々書くとして、この本を作るにあたって、「言葉」というものとようやくちゃんと向き合ったのではないかと思ってて。読むことと書くことは違うし、そこにどういう理解、解釈があるかももちろん違うけれど、私の生み出す「言葉」がなにかしらの意味を持って誰かに伝えられる、ということを実感したのは確かだ。 今年の1月に開催した、即興カフェのテーマは『音と言葉のある風景〜夢を見たのです。』もうこの時から、夢と言葉と、私が伝えたい何かがテーマになっているのは偶然ではないだろうけれど、この時は言葉ありきの音、音があって言葉につながる、という音と言葉をつなげていく試みだった。演奏者の中で観客の中で、イメージや解釈はそれぞれにあり、でもそれがひとつのものにまとまっていく音の空間を作ることができるのは感覚的なものだろうけれど、そういう実験はとてもおもしろい。
今回の『即興カフェvol.6』 は、聾の舞踏家、雫境(DAKEI)さんをゲストとして迎える。聾者の方と全く面識がないかといったらそんなことはなくて、聾者の子と内モンゴルツアーに行ったこともあるし、そういう子ども達を迎えてのコンサートもしている。そして、小学生の頃に父についていって手話の講座にも通っていた。そういう父は、補聴器の会社に勤めていたので、聴こえる、聴こえない、ということは実は当たり前のように私の周辺にあったのかもしれない。ただ、私は直接的に聾者の方と関わって音を作る、というのははじめてなのでリハの時にはやっぱりドキドキした。聾の人に対する私の思い込み、(それは聾だけでない、そういう方々への思い込みもある)これでいいのかな、大丈夫かな、という気持ちがあってリハの時にいつもより緊張感があった。けれどリハをはじめてみると、不自由なのは言葉を音として伝えられないだけで、それ以上に空間に漂う共通言語が「言葉」とか「音」を超えた場所で発生してることがわかった。 何を伝えたいか?それが共有できていたら、言葉も音もいらないのかもしれない。そう、音すらいらない。でも、聴こえない音があり、視える音があるかもしれない。私はどうして音を作るのだろうか。いろんな疑問が明日は少し、見えてくるかもしれない。 そんな一瞬を共有できたら。明日、お待ちしております♪ 即興カフェお馴染みの、即興おみくじ、今回も作りました。かなり自分にヒットすることがあるのでそんな楽しみもぜひに♪ ![]() #
by minacha-yam
| 2018-08-16 19:48
| stringraphyLabo
7月29日(日)はStringraphyLabo vol.12 立石剛さんとのコラボレーションライブでした。思った以上に相性の良い私達。笑。曖昧でまどろむような空間、夢の中のような記憶の欠片のような、はっきりとしない境界線、あいま。多分、剛さんとは世界観が似ているのだろうなと思いました。来てくださったみなさま、ありがとうございます。
![]() そんなこんなですが、8月17日(金)は音楽家/ササマユウコさんとのプロジェクト、即興カフェのライブがあります。今回は聾者の舞踏家/雫境(DAKEI)さんを迎えて、即興とトーク。Laboでも境界の空間創りだったけれど、今回も「聾/聴の境界をきく」ということもテーマでした。そういえば、先日読んだ本で、狐やたぬきが化けるような山の不思議な話があって、その時も自然界と人間界の境、みたいなことを考えていたのでした。私にとっては境界線を超える夏なのかもしれない。なんの境界線を超えるのかわかりませんが、、、暑い夏の夜、皆さまに会えるのを楽しみにしております♪ 〜。・//・。〜〜。・//・。〜〜。・//・。〜〜。・//・。〜〜。 「即興カフェ〜サウンドスケープの哲学から新しいオンガクのかたちを実験する音楽家のプロジェクト」 第6弾は舞踏家・雫境(DAKEI)氏をお招きして真夏の夜の夢。前半は舞踏×ストリングラフィ×ピアノによる言葉のない即興セッションを、後半は協働プロジェクト「聾/聴の境界をきく」の応用編として、参加者の参加型対話の時間を設けます(※手話通訳:米内山陽子)。どうぞお気軽にご参加ください! 即興カフェVol.6『真夏の夜に|言葉のない対話』 ゲスト 舞踏:雫境(DAKEI) ストリングラフィ:鈴木モモピアノ ピアノ:ササマユウコ 舞台手話通訳:米内山陽子(劇作家) 協力:松波春奈共催 協働プロジェクト「聾/聴の境界をきく」 プロデュース:Yuko Sasama キュレート:Momo Suzuki #
by minacha-yam
| 2018-08-06 20:16
| ブログ
StringraphyLabo vol.12 受話器をあげると広がる、懐かしい音の景色。 静寂の内とつながる一本の糸は、過去と未来の自己を映す。立石剛と鈴木モモの創りだす 淡く、儚い音の世界。約1時間のライブです。 2018年7月29日(日) 料金: 予約:1800円 当日:2000円 ■立石 剛(ギター・声) ■鈴木 モモ(Stringraphy) #
by minacha-yam
| 2018-07-04 13:03
| stringraphyLabo
気がつけば、もう2ヶ月近くブログ更新していなかった。。。アタマの中で考えていることがまとまらず「書く」という行為がおっくうになるときがあるんですね。
さて、先月6月28日は即興カフェのWSを開催しました。平日午後、急遽決行したにもかかわらず5名の方が参加してくれて感覚を研ぎ澄まして自分たちの音を探しました。実はこういった形のWSをストリングラフィで行うのははじめてで、かなり勉強させてもらった感じがありました。いろいろと課題はあるのですが、一番の問題は、ストリングラフィは松脂を塗らないと音が出ないということ。楽器を作って小鳥の声を出すWSの時もそうだけど、音をだしているうちに松脂が薄れてきて音がでなくなるのです。そして、松脂を塗る作業が本当にうるさい。笑。騒音レベルにうるさいので松脂を塗る作業は参加者にはさせていない。私たちは少し消音しながら塗る方法をわかっているのでそれで塗ったりするけれど、それは慣れている演奏者だからやっていることで、WSする都度全員にはまず難しい。私はなるべく先入観やこちらの価値観を押し付けず、WSの方と新たな目線でストリングラフィを見たいので、音の出る仕組みだけを説明して、自分なりに音を出してほしいなぁと思っているけれど、松脂問題がどうにもこうにもそこに絡んでくる。ストリングラフィ永遠の課題かもしれない。他にも、コップの種類とか張り方とか、今回で気づいたことはいくつかあって今後に役立てばいいと思っていますが、いろいろ挑戦するほどに、WS含めストリングラフィの難しさをもろもろ感じている次第ではあります。
が、気を取り直して。笑。そんな難しいストリングラフィを演奏して私も16年の月日が経ちました。そしてStringraphyLaboという実験ライブをはじめて7年。今月は12回目のStringraphyLaboのライブ、来月は即興カフェと、押し迫る2018年後半は少しライブに力を入れていこうと思っています。9月中には夢本発売ライブ(的なもの)、そのあとは宇宙の音ライブ、などなどもする予定。どうぞよろしくお願いします! 7月29日(日)StringraphyLabo vol.12「ミライのオト景色」立石剛+鈴木モモ 8月17日(金)即興カフェⅥ「真夏の夜に!言葉のない対話」聾唖の舞踏家雫境(DAKEI)氏を迎えて。 ![]() #
by minacha-yam
| 2018-07-04 09:35
| stringraphyLabo
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